冷やす、温める…どっち? (骨盤矯正 わだち鍼灸整骨院) |2017/01/26
よく患者様で冷やすのと温めるのとどちらがいいですか?と聞かれます。
そこでどのような状態が適しているのかを紹介します。
簡単に言えば急性の痛み、炎症は冷やす。慢性の痛みは温める。これが基本です。
間違えてしまいますと痛みが余計に強くなり、状態が悪化します。
急性期とは痛みがでてきた時期のことで、捻挫や打撲、ぎっくり腰などが当てはまります。
この時期に患部は炎症を起こしている状態なので、アイシングが効果的です。
温めてしまうと、炎症を手伝う形になってしまいます。
寒い時期ですが、お風呂に浸かるのは控えて、シャワーで済ませましょう。
急性期を過ぎると慢性期になります。
慢性期になると、炎症は起こっていません。痛めた場所がうまく使えない状態になっています。
筋肉が硬くなり、血流がうまく流れず、酸素と栄養が行き届かなくなり、その結果、重だるいような症状になるのです。
なので慢性になれば、温めて血流を改善させ、十分な酸素と栄養が行き届くようにしてあげることが大切です。
急激に痛みが強くなったとき、患部が熱くなっている場合は冷やし、痛みが和らいできたら温めてもいいでしょう。
まず今の状況を把握しましょう。間違った治療は禁物です。ご相談ください。
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