妊活鍼灸師が産後の悩み「それ、わかる」を解説します|2026/07/01

産後の身体はなぜこんなに大変なの?

出産は「気・血・水」を一度に大量に消耗するできごとです。東洋医学では、産後の身体は「大出血のあと」として非常にデリケートな状態と捉えます。ホルモンバランスは急激に変化し、骨盤まわりの靭帯は緩んだまま。赤ちゃんのお世話で睡眠は細切れになり、自分のことは後回しになりがちです。

「みんなやってることだから」と無理をしてしまうのが、産後ママの”あるある”な落とし穴。まずは身体に起きていることを正しく知ることが、回復への第一歩です。

産後あるある5選      

① 抜け毛がひどすぎて泣きたい

産後3〜4ヶ月ごろ、シャワーのたびに大量の髪が……。これは妊娠中に高まっていたエストロゲンが急低下し、休止期の毛が一斉に抜ける生理現象です。髪の毛の成分であるタンパク質をしっかりと摂って吸収できる体にすることがポイントになります

② 腰と骨盤がとにかくつらい

抱っこ・授乳・おむつ替えと、前傾姿勢や床生活の連続。骨盤を支える靭帯はリラキシンの影響でまだ緩んでいます。緩んだままで生活をしていると悪いクセが身体についてしまい悪い使い方になり要羽痛の原因にもなります。産後1ヶ月をすぎると骨盤矯正を受けていただけますの悪いクセがつく前に早めに受けていただくことをお勧めします。

③ 夏なのに手足が冷たい

出産で血を大量に消耗したあと、末端まで血をめぐらせる力が落ちます。授乳でさらにカルシウムや鉄分が失われ、冷えが慢性化しやすい時期です。「冷えは万病のもと」という言葉は、産後にこそ当てはまります。

あるある5選今日はここまで!続きは次回ご紹介しますね

おわりに:自分を責めないで

産後の悩みを「甘え」と感じてしまう方が少なくありません。でも、これだけ身体に大きな変化が起きていれば、不調が出るのは当たり前のことです。私自身も40代での妊活・出産を経験し、「産後の身体はこんなにも疲弊するのか」と身をもって感じました。

一人で抱え込まず、身体のサインに耳を傾けながら、少しずつ回復していきましょう。

 

大切なお知らせ

「鍼灸整体サロンわだち」は開業14年目を迎える節目に院名を「鍼灸整体サロンkukuna」へ名前を新しくすることになりました。

kukunaは、ハワイ語で「ひだまり」「安らぎ」「差し込む太陽」という意味があり忙しい毎日の中でふと力を抜ける場所、心まで優しく解ける場所、そんな空間でありたいという想いを込めて付けました。これまで積み重ねてきた時間やご縁を大切にしながらこれからも皆さまにそっと寄り添えるサロンであり続けます。

名前は変わっても大切にしたい思いは変わりません。尚、名称以外の所在地、施術内容、スタッフの変更はございませんので引き続きスタッフ一同よろしくお願いいたします。

 

 

 

吉田英敏|妊活鍼灸師

妊活専門の鍼灸院「kukuna」院長。自身も40代で妊活・出産を経験。東洋医学と現代医療を組み合わせた妊活サポートを行っている。

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