腕のねじれと猫背(頭痛・肩こり わだち鍼灸整骨院)|2017/11/20

今日は特に腕のねじれについて触れてみたいと思います。ぴんと来ない方もいると思います。ちょっとセルフチェックしてみましょう。まず鏡の前にリラックスして立ってみて下さい。左右の腕はカラダからどれくらい離れていますか?よく使う側の腕の方が身体から離れているのでは?親指と手の甲はどちらを向いていますか?親指が正面向いて手の甲が外側を向いているといいのですが、鏡に手の甲が見える状態だと腕が内側にねじれている可能性があります。巻き肩と言われる事もありますが、いわゆる猫背の状態。

人は体の前で作業をするのである程度は仕方ないのですが、近年、パソコンや携帯電話の使用により、この状態をつくってしまう時間が増えています。猫背の状態は背中が丸くなって肩甲骨が通常の位置より外にひろがり、お腹のスペースが狭くなる事で呼吸が浅くなったり、血行も悪くなります。特に女性では、お腹や背中に余分な脂肪がつきやすくもなります。以前に頭痛のお話しをしましたが、姿勢が悪いことで頭痛を引き起こす事もあります。

ストレッチ用のポールは背筋を伸ばすと言いますが、これは同時に胸を広げる動作になり、猫背には効果的。我々も患者さんの症状によっては施術の最後にストレッチポールを使用してストレッチをします。

ポールやポールの代用がない方は、肩を耳の方へ引き上げ肩を後ろに回すようにすとんと落とすストレッチが簡単ですね。ねじれた前腕のストレッチは、手のひらが上に向くように腕を伸ばし、もう片方の手で手の甲側へ指を引っ張るようにしましょう。親指とほかの四本の指を分けてするとやりやすいですが、痛みを伴う場合もあるので、様子を見ながらゆっくり無理のない程度で行いましょう。肩の巻き込みには、肘を曲げ、前腕を壁などにひっかけ、少し上半身を捻りましょう。腕の位置を上や下に動かすとストレッチする筋肉も変わります。肩甲骨が中心へ近づき、胸の筋肉がストレッチされるのを感じましょう。

ツボと痛み (腰痛改善 わだち鍼灸整骨院)

 

尼崎市 わだち鍼灸整骨院

 

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