秋は肺の季節|2017/09/11

24節気(にじゅうしせっき)という言葉を聞いた事がありますか?古代中国で生まれ、農業をするときの暦として使われていたとのことですが、一年を四季に分け、さらに一つの季節を六つに分けたもので、約15日ごとに分けられています。その24つ全てに名前がついています。立春、秋分、夏至などと言う言葉を聞いた事があると思いますが、これも24節気の1つです。

9月8日ごろから白露(はくろ)といわれ、朝夕は涼しくなり、露の量が多くなり、秋の趣が感じられると言われています。

9月23日ごろから秋分。冷気を感じる事が増え、昼と夜の時間が同じになります。

最近では四季を感じる事も少なくなったかもしれませんが、本来は季節に順応する事で自然治癒力が高まると言われてい+ます。季節感が無くなってきたからこそこのように言われるのかもしれませんが、季節のお野菜や果物を食べる事で健康の増進にもつながります。

東洋医学的にも、秋は臓器でいうと「肺」にあたり、これからの冷たく乾燥した空気は気管が弱い方には刺激になり、呼吸器の疾患を持つ方は悪化しやすいようです。

日頃から気を付けていても調子が悪くなってしまう事もありますよね。

孔最と言うツボは咳やのどの痛みに効果があると言われています。肘を曲げたらしわができますが、そのこから手のひら側(腕の内側)に指四本下がったところにお灸か、押さえて刺激をしてみましょう。

もしくは、洗面器などに60度くらいのお湯をはり、そこへ殺菌作用があるとされるティーツリーオイルやユーカリオイルを2~3滴たらし鼻や口で蒸気を吸いましょう。目は安全の為閉じましょう。頭からタオルをかぶるようにすると、お湯の温度も冷めにくく、蒸気が吸いやすくなります。

症状がひどくなる前にこのような方法を試してみてはいかがでしょうか。

東洋医学と西洋医学の違い

尼崎市 わだち鍼灸整骨院

 

 

TOPへ戻る